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SUPER CORR EXPO 2016

 この度、10/17~20にアメリカのフロリダ州オーランドで開催されたSUPER CORR EXPO 2016へ参加させていただきました。当展示会は4年に1回開かれる段ボール関連の展示会であり、製造から後加工及び印刷機や数々の印刷見本が展示されておりました。

会場入り口
フロリダが位置するアメリカ南部を
イメージしたデザインでした。
会場内
入口とは打って変わって、近代的な
ブースが立ち並んでしました。



段ボールは我々の生活の中で良く目にするものですが、一昔前までは段ボールはただの外装であり、美粧性はほとんど求められませんでした。
しかし、最近ではスーパーでPOPを置いての販促に使用されたり、段ボールごとそのまま陳列されたりするようになり、近年は高い美粧性及びデジタル印刷における可変データの印刷や少量多品種化が求められる様になりました。
これらの要求に対応するため、印刷方式も同じものを大量に生産するフレキソ印刷からデジタル 印刷によって可変データを印刷することに適しているインクジェット方式での印刷がクローズアップされるようになりました。

当展示会においてもインクジェット印刷された段ボールの展示や印刷実演が多数あり、どのように印刷が行われ、後加工によって我々が目にしている形に仕上がるかを見ることが出来、大変勉強になりました。

一口にインクジェットと言っても使用されるインクの種類が水性やUVまたは水性UVや溶剤系と
さまざまな種類があり、それぞれ一長一短があります。現在のトレンドとしては比較的技術難度が低く、印刷物の耐性が高いUV系が主流でありますが、今後は人体・環境負荷の観点から水性が伸びると考えられ、水性インクの潜在的な需要は大きいと感じられると同時に、当社のコア技術の1つである水性化の技術が十分に生かせる分野であると実感しました。
出展されていた有名なインクジェットの企業としてはアメリカのHP(ヒューレット・パッカード)がありましたが、このHPに置いても段ボール用のインクジェット印刷の紹介がされていました。他にもイタリアやスペインなどの世界各地の機械メーカー10社以上が当用途に置けるインクジェット印刷機の紹介がされていました。

展示品の数々




中国企業の出展も目立ち大型機器を持ち込んで実演して来場者へ強くアピールしており、当用途へ参入しようとしている様子が伺えました。
この展示会を通して段ボール用途でのインクジェット印刷の波が確実に来ていることを実感し、当社としてもこの分野へ注力すべきと感じました。
すでに欧州や米国では導入が始まっていると聞きましたが、日本には未導入との事です。このことからも日本はまだデジタル印刷後進国であると感じましたが、今後確実にこの波は日本へも訪れると考えられます。

我々技術者は時代のトレンドを逸早くキャッチして、日々の開発へ取り入れなければならないと感じた展示会であり、それを実際の目で見ることが出来たことは非常に有意義でありました。
以上